昔、振付けを考えるのが本当に大変で誰か助けて～～ってなってた時、頭で思った振付けをプワ～ンとそのまま画面の誰かが踊ってくれてあっという間に出来ちゃった～！っていう便利なコンピューターはないかしら？？？と本気で悩んだ事がある。結構切羽詰まってた証拠（笑）。そして時は21世紀。やっぱりお茶の水博士は居ました。頭に脳波を読み取る装置を付けて、パソコンの前に座ってまずはリラックス。自分の脳波とパソコンが連動するのを待ってから、それから頭で『走る』って思う。すると、パソコンに映ったアバターが走る。『止まれ』って思うと止まる。『飛べ』って思ったら飛んじゃう。自分のアバターが。わ！わ！わ！凄い！まさかホントに自分が思った事を画面のアナタがやってくれるなんて！だって、『思う』だけですよ？キーボードとか打った訳じゃないんだから！すごいですね～。科学の力はやっぱり凄い！この技術は今後、医療の現場で使われて行くそうです。しかるべき技術が、しかるべき場所で使われる。それが、科学の素晴らしさ。当然、振付けの現場でこの技術が使われる事は一生ありません。あっちゃいけません。（笑）

2010.10