浦上雄次(tap)
細川慶太良(tap)
久保群青(tap)
Sunapanng(Bass)
ヤマザキタケル(Pf)
『POWER OF TAP』2022
soulて、どっから来るのかな。
人間て、どこに向かうのかな。
なんで私は踊るのかな。
踊るって、ナンダ?
もしわたしが絵描きだったら、写真家だったら、彫刻家だったら、物書きだったら、、、この瞬間あらゆる感覚で受け取ったものをあらゆる手段でそれを表現したでしょう。でも残念ながらなんにも持ってないから、しがないコトバで語るしかない自分がもどかしい...
SUJIくんと出会ったあの日が昨日の事のように感じるくらい、会わなかった時間なんてなかったんじゃないかってくらい、でもそれ以上の時間をかけて今も尚語りかけてくるくらい、いつも自分の中に驚きと刺激と挑戦と、安堵と平穏と調和をもたらしてくれる。
音楽と踊り。
タップ、ダンス。
舞。
板を踏むという原始的な行為。振動となって身体の中に共鳴する音。鼓動というリズム。そして会話。
タップ・ダンス。
一切を削ぎ落として見えてくるもの。目も耳も塞いで、漂う空気が、わたしの心臓に届く。
真っ黒な出立ちで佇む5人のオトコ達の生き様がそこにありました。生まれも育ちも道具も違うこの5人が創り出す時間。何ひとつカッコ付けてなんかいません。けどそれは羨ましいほど、悔しいほどカッコよく、壮大な景色がわたしには見えました。
「楽しい」を超越した先の景色。
これが自分の中にジワジワと広がっていくのを感じました。敷かれた板を通して「生きる」を感じました。
POWER OF TAP
音楽と踊り、そして人間。
感謝。
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