大千秋楽。渾身のラストシーン。動いた空気。それに反応して役者も居方を変えて来た!
そしてクライマックス。会場の空気を味方に付けた役者がラスト、渾身の背中を向けて立ち止まる…そして……んんん暗転っ!!
この日、私は会場後方、照明ブースのすぐ後ろで観ていました。そしてやって来たラストシーン。クライマックス。来るゾ…来るゾ…みるみる動いて行く空気に観ていた私の胸も高まって…はい!キタ!ラスト!
その瞬間思わず動いた私の左手。と同時に、目の前にいる照明さんの機材を叩く左手と完全にシンクロ!
……んんん暗転っ!!
そして訪れた静寂。とは裏腹に、私の心の中は「フゥーーー!!!!」とシャウト。
何にシャウトかといえば、
……んんん暗転っ!!
の、
暗転っ!!
の前の、
……んんん
の部分。その時間のズラし僅かコンマ何秒。
いや~これは気持ち良かった!完・璧。
演者と、照明さんと、振付師のユニゾン。笑
何度もやってるそのシーンだけど、この日この時しか訪れないスペシャルが起きた。いやはやまったく舞台はナマモノ。演じ手と創り手が空気で会話出来たこの瞬間。舞台創りの醍醐味。まっこと振付冥利に尽きました。
ありがとうございました!
0コメント