キモは、チーム。と、わたしは思う。チーム。そんなの、わかっちゃいるけど、個人がこれを『社会』で表現するのはとてもムズカシイけど、でもやっぱり、これに尽きる。と、わたしは思う。ピースがひとつだけあっても形は見えない。ピースが合わさるから、ひとつの絵が出来上がる。と、わたしは思う。例え他人であっても、チームだ。我々はみんな個人だけど、チームだ。おっきくてもチームだし、ちっちゃくても、チームだ。私利私欲より、チームだ。否定はしない。けどまずは、チームだ。餅をつく人、水を差す人、あんこをこねる人、きな粉をまぶす人。高価な臼など必要ない。いんや、必要ないことないけど、そりゃぁあるにこしたことないけど、だって、高価な臼だけあっても何もできないしね。道具の美しさは使って初めて、発揮出来るのさ。エンヤコラ餅を打って、アチチと水を差して、あんこをこねてきな粉をまぶして、出来た餅をお皿に盛って、お箸をどうぞと渡して、美味しいね、美味しいね、あったかいお餅はほんとうに美味しいねって言いながら、世代を超えて作ったお餅をまるで家族のように、一緒に食べる。優しいだけが家族じゃない。一緒に居るだけが家族じゃない。美味しいお餅を食べたい。そして美味しいお餅を食べて頂きたい。だからわたしは、そういう餅つきのチームのワンピースになれるように、だから、日々個人として努力して、がんばる。あまりに在り来たりで当たり前のことだけど、人が踊る本能を知るもっと前の前の当たり前のことかも知れないけど、こうしてほんとうにそう思えたり、感じさせてもらえることは決して当たり前じゃない。そのほんとうは、ほんとうにほんとうかい?改めて襟元を正す2017年3月。春はすぐそこ!
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