ココロノスキマ

誰にでも心に隙間があるんだろうか。でもそれって、あんまり自分じゃ気付かない。日頃どんなに注意を払っていても、その隙間に入り込んで来るモノにはついついビックリさせられてしまうのだ。それが自分にとっていいモノなら安心だけど、ウサギの皮を被ったオオカミだったらこりゃ大変だ。オレオレ~と言いながらスルスル~と隙間に入り込んで来るソレは、隙間だらけの私としてはコレ最大の敵なのである。でも、そんな隙間もね、今じゃ自分の中に残念ながらあるもんだと受け入れられるようになって、するとね、そこに潜り込んで来るモノは必ずしもオオカミばかりじゃないってことが分かって来た。私にとっての最大の敵、ウサギの皮を被った小憎たらしいオオカミが教えてくれるんだ。自分のまだ燃えていないエナジーとか、新しい風とか、知らない世界とか、人の暖かさとか…。隙間に入り込んだオオカミに牙をむくことは、結局自分に牙を向けること。隠すことが出来なかった隙間を慌てて埋めてももう遅い。自分じゃ埋めることが出来なかったからこそ、自分には無い『何か』がそこを埋めてくれる。その『何か』が明日のヒントになり、生きる知恵になり、またそれが、私じゃない別な人の隙間を埋める『何か』になればいい…そう思う。…なんてね。今日は昔の自分をふと振り返ってみたり、仕様もない自分を鼻で笑いながら、空いた時間のスキマを使って書いてみました。ささ。今からまたひと踊り。張り切って踊ってくるとしましょう。ねぇ、みんな。ココロにスキマはあるのかい?笑

satojazz official website

當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

0コメント

  • 1000 / 1000