第六回戦

がるるるる…あまりの出来なさ具合にタップがキライになりそうだぜがるるるるる…。いや待てよ。なんでも続けてりゃぁ時にはキライにだってなるもんさ。スキだキライだを繰り返し、そして人は成長して行くもんさ。そうさそうさ。いや待てよ。にしてもやっとスタートラインに立たせてもらえたというのにあの様はなんだ？数えてみれば六回戦目じゃぁないか。０勝６敗。当たり前か…泣。だから今日は、やけポテトしてやった。こじまさんが揚げてくれたフライドポテトをほおばってやった。ひとつ手から滑り落ちてケチャップが服に付いた。ああぁ…。なんだなんだなんなんだ。がるるるるる。どうすりゃいいっていうんだい？ふん。そんなの自分で考えな。ああ。わかっているさ、そんなこと。とにかくやりゃぁいいんだよ。とらわれないことだね。お前さんのいつものクセだろぅ？そうさそうさ。どうせあたしは頭でっかちさ。頭が重くて足が動かないのさ。ふん。言い訳はおとといしやがれ。自分の目指す方をちゃんと向いて、信じて踏めばいいのさ。恥はかいてなんぼだろ？んな？な？な？な？喝。