タップは、当たり前だけど練習が命。なんでもそうだけど。タップの練習は、時にものすご~~~く地味です。動きも、一見ほかのダンスに比べ派手ではありません。ひたすら、ただひたすら、同じステップを練習します。私は。だって、出来ないから・・・(泣)ず~っと同じ事をやるもんで、しまいには目がぐるぐるしてきます。諦めて他のステップに取りかかるとしましょう。でもまたぐるぐるぐる・・・・で、これも諦めてさっきやったステップを試しにもう一回やってみよう。するとアレレ?さっきよりちょっとだけ足が動く!うわぁぁぁ~!ぐるぐるしないよ~!・・・コレ、全部ひとり作業。嗚呼、なんて地味・・・。他のダンスだったら、音楽にノリながら、出来てなくても音楽が身体を動かしてくれる。・・ような気がする。でもタップは時に音楽不必要。シーンとした部屋に、カタカタ・・・カタ・・カ・・タ・・タタ?・・カタタカタ・・・・と私のショボイなんとも貧弱な音だけが鳴り響く。嗚呼、なんて残酷・・・。ぬあッ!?違う違うッこんな暗い話をするためにブログを開いたんじゃないのにぃーーッで、なにが言いたいかっていうと、『反復は力なり』これです。これに限ります。だって、だって、足さえ、足首の力さえ抜ければ・・つま先とかかとが別々に動けば、あんなことや、こんなことや、そんなことも出来るんでしょ!?会話も出来るんでしょーーーッ!?そうです。だからやるしかないんです。そしたらそこは夢のパラダイス。音楽とダンスが同時に体感出来る。今まで聞こえなかったリズムだって、ほら・・・・!しかし、ここに辿り着くまでには上記に記した作業は決して避けて通れません。白状します。しか~し、そこを通り抜けた者だけが味わえる極上の時間がある事をお忘れなく!これは言葉では説明の仕様がありません。苦しみが楽しみに変わる瞬間。なんて心地良いのでしょう。そして私は、更なる至福の瞬間を求めて、今日もれんしゅうするのでありました。
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