2022年の始まりに相応しく、まさしく有終の美を飾りました『美少年探偵団』、無事に全公演終演しました。
師走の忙しい最中から元旦、そしてお正月と劇場に足をお運び下さった皆様と記念すべき2022年の幕明けを過ごせたこと、本当に感謝しかありません。心からありがとうございました!!
さて、一方で我々は、昨年末から今日がいったい何月の何日かもわからなくなるくらい目まぐるしい稽古の日々を過ごしておりましたw
演出三浦香氏の創る奇想天外、大胆不敵な構想に目をぐるぐるさせながら、それでもワクワクが止まらぬ毎日。
キャスト総勢16名。役名を入れたらその倍の人数の名前を常に連呼。ゆーたにりょーたにひょーた、時々そーたが出てきて、え、誰?てなって、更にはブーという新たな名前が飛び交って混乱を招き、かなこがまゆみでまゆみがかなこ、あれ?どっちだ?て慌てて、ふと演卓見たらアレ?演出家が居ない!て焦って上を見上げたら、てっぺんに居た(笑)☝️
とか、色々迷宮に迷い込みながら日々振付を創作。例えそれが莫大な量だったとしても、香氏の構想と身体踊るリズムがあれば私の頭の中も無限なのだ。そしてそれをぶっ壊しながら体現していく演者達。こんなにオモロイことはない。
さぁ、もうすぐ2022年が両手を広げて待っている! いざ!
..なぁんて、そうは問屋が卸さないわけで(笑)
稽古場から劇場に変わったからとて、そこにガナリがある限り、大晦日だろうと元旦だろうとそこに板がある限り、そう簡単にゴールに辿り着く筈はないのだ。
劇場では一分一秒が命取り。いや、でも違う! 輝きが足りん! 言ったそばから反省と後悔は尽きないけど、諦めないと誓った心に嘘は付きますまい。それをそばで許容して下さるスタッフの皆様には本当に頭が下がる思い...
団則その4「チームであること」
闘いにはチームで挑む。これに勝るものはない。わたしが今まで数々の失敗を繰り返してどん底で命からがら拾ってきた言葉もこれでした。
人間1人の力は弱くとも、3人寄れば文殊の知恵。リスペクト。そして感謝。
言葉は消えてなくなるけど、言霊は必ず心に刻まれる。それぞれの背中にひっそり掲げられた団幕がなびく姿は美しい。それらの答えすべてが、このチームが創造する舞台『美少年探偵団』と言えるでしょう。
美。
もう既に香氏の頭の中に次の構想があるのかないのか?それはウラ団長のみぞ知る。
だってこのチーム、何かやらかすニオイしかしない(笑)
さて、2022年は始まったばかり。名残惜しくもありますが、最後はやっぱりこの言葉で締めくくりましょう。
引き際こそ、美しく!
ありがとうございました!
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