2021春

例えばワイン職人の人生で、美味しいぶどうを収穫出来る回数は決まってる。
季節を問わないわたしの残されたダンス人生で、あと何回「一生懸命」を実に付けて収穫出来るかしら。。

渾身の「一生懸命」を生きて、収穫して、美味しい!って、言ってもらえること。

ほっそーーい針の穴の先に、ブワーーッととんでもない宇宙が広がっていることを信じて、だから、自分のあらゆる感覚を目覚めさせながらその小さい穴に闘いを挑む。そうやってひとつひとつ、真実や真理や本当なんてホントは無いかもしれないけど、ただただ知りたいと、願う。
人もまた宇宙からやって来て、宇宙に返って行くんだろうと。だから「一生懸命」もまた、当たり前のこと。

いま、当たり前を一生懸命出来ること。

これ以上の感謝はありゃしまへん。


一生懸命がぶつかり合う場所。

生きる × 生きる

当たり前に、感謝。


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當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

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