始まったのか?終わったのか?始まったけど終わらなかったのか?はて。それは2018年新春ALL人見知り大集合から始まった。アナタとは絶対オトモダチになれるとは思わなかった。このヒトぜんぜん笑わないのね。笑ったことがない人生なのかな、、とは思わなかったけど、だって私もそう思われているかもしれないし。そんな誰もが疑り深い顔合わせから約一ヶ月半。あの時のことを互いに笑い合えた昨日という日。船は少しづつ、動き始めたのかな。脚本を手掛ける三浦香氏、そして伊勢直弘氏の書く本は哲学が隠されているから好きだ。限られた文字数の中には何通りもの解釈が隠されてて、でもそれは不確かで、時間が経つにつれ気が付くと日常に溶け込んで来る。深く考えれば考えるほど、実は浅く身近なのだ。それに気が付いた時、更に深く解釈は広がり、あるはずのない物語が自分の物語とクロスオーバーする錯覚に囚われる。当たり前は常に溢れてる。そして当たり前は当たり前過ぎて時に馬鹿げてる。意味なんかないんだ。だから意味を探すんだ。…気が付くとそんなね、哲学を口にしてる自分がいたりして、思わずププッて笑っちゃう自分もキライじゃないし、だから同時に頭ん中ではポロロンとアノ音楽達が鳴り響き、それに合わせて身体が勝手に動き出しちゃうわけなんだ。一方で現実の稽古場ではたくさんのハテナが飛び交い、回収しては放り投げ、同じ熱量でもって闘ってはみたものの、完全に独り相撲だったと落ち込むこと多々。これは彼奴等の宣戦布告か?はたまた自ら挑んだ挑戦か…?と、これまた独り相撲を踏む始末。言葉でありながら、どこか言葉ではない交信を望むこの身勝手な行為。真正面から向かい合う彼奴等の眼球に映る小っさい自分を見、私も同じようにもがいていたのかもしれない。前進しているのか、後退しているのか、ブルブルモヤモヤとゆっくり動き続ける知らない生き物みたいだ。でもそれは確かに動き続けてる。そしてその瞬間は突然やってきた。あらゆる力が集結し、それに乗り込んだかのようにみるみる変わって行く彼奴等を見た時、キタ…よし。もっとだ…もっとだ、まだまだいける!小っさい自分が、小っさいガッツポーズをした瞬間だった。『Like A』またひとつ、新しい船出が始まった。まだ見ぬ貴方をお迎えするため、今日もまた良質なおもてなしを。ようこそ。Hotel PERMANENTへ。
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