『いま、ここにある武器』映画か小説か、はたまた現実か、、、劇場に入った瞬間から、殺風景な、でも一瞬で想像力を掻き立てられる真っ白なセットに心を奪われてしまった。真ん中には椅子がただ一つ。急に行けたんです。急に空いた時間に行こうと思い付きました。チケットが取れたのも奇跡です。どんな話なのかも手薄なまま、でも観たいと思ったんです。ここ最近、いえ、だいぶ前、たぶん20年くらい前に読んだ本が忘れられずにいました。軍事産業に関わる本でした。なんでそんな本を手に取っていたのかは考えないことにするし、何が書いてあったかも長くなるので割愛します。昨日も大切な友人と話していました。あたし、テクノロジーについていけないのが最近の悩みなんよ…進化する最先端の技術、作っているのは人間。操るのも人間。ますます生活に密着して来ている機械達との距離。超自然。テクノロジー。産業。ビジネス。人間。宗教。そして芸術。これらがいつも頭の中でゴチャゴチャして、良く分からんくなる。主人公が追い詰められて行く様には胸が苦しくなった。時々、自分が言われてる気持ちにもなってしまった。心理的に追い詰めていく暗く長い沈黙とか、ほんとに…頼むから…舞台にテーブルが無いことに違和感を覚えました。何度も。あとになって、劇場を出た所に張ってあった新聞劇評を読んで、なるほどと納得。床に座ってしゃべるほどリラックスした空間じゃないのに、役者達は床に何度も座って会話をします。そのぎこちなさを幾度となく感じたのはこのせいだったのか。それが意図的だったかどうかはわからないけど…
よんちゃま。東京ドームで一緒に踊ったよんちゃま(笑)。こっそり行くつもりが、でもよんちゃまに会えて嬉しかった!また導かれた。不思議な力に導かれた。あの時と変わらない、優しいアニキよんちゃま。今日ほんの少しだけ顔を見ることが出来て、今日よんちゃまの舞台を見て、生きた言葉達と、発せられない空気を貰えたこと、ほんとにほんとに、行って良かった!!
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