DISH//

DISH//武道館LIVE2days「4MONKEYMAGIC」無事に終了!2016年の幕開けに相応しい、なんとも気持ちの良い、思い出すだけでも胸がアツくなるLIVEでした。最後ずっと袖から観ていました。彼等の言葉ひとつひとつ、そしてそれを見つめる観客の皆さんの顔。わたしもうっかり客席に居る一人の気分でしたが(笑)、彼等の真っ直ぐな思いが伝わる、それが会場に居るみんなを突き動かしている、そんな気がしました。そして、やってくれたこの男!
To-i ‼︎袖から観ていて本気で泣きそうになった…。タップダンスは本当に難しいよ。初めて彼に会った時に言いました。どれだけ難しいか、私が一番良く知っています。初めてのレッスン内容は相当に攻めたものでした。でもその時私は思いました。イケる。そこから容赦はありません。なぜなら私には確信がありました。確信しかありませんでした。だからますます攻めのレッスン。でもきっと、彼には不安しかなかったと思います。かつて私がそうだったように。
振付を渡せば、私に出来ることはもう何もありません。朝一で会場入りして一人で練習していたのも知っています。廊下を歩くたび、スニーカーでカタカタと足音を鳴らしながら歩いていたのも知っています。彼がどれだけ練習したかは、今日の結果をみれば分かります。振付の内容は、決して初心者のレベルではないことを付け足しておきます。でも私には確信がありました。絶対に大丈夫だと。そしてやってくれた。なんだ!かんぺきじゃないか、To-i!精神的プレッシャーを跳ね除けて、見事にやられた!そうだ!タップダンスはそれなんだよ!伝えたいことはそれ!私が勝手に思っていた確信はこれ!だからTo-iは大丈夫!きっと彼に初めて会った時、同じニオイがしたんだと思います。技術じゃない何か。パフォーマンスに対する思いとか、音楽、音に対する思いとか、彼はタップダンサーじゃないけど、それ以前の何か、もっともっと大事なこと。それを彼に感じたんだと思います。それはきっと、技術とか年齢とかキャリアとか立場とかまったく関係のない話です。だから嬉しかった。時間にしたら短いけれど、タップを通じてTo-iという人間と会話出来たこと、そして同じ時間を共有出来たこと。DISH//を当初から支え、ダンスディレクションを賄い、そして今回の企画コーディネートをして下さった黒須先生。そして敏腕右腕のめぐちゃん。心から楽しめたのにはちゃんと意味がありました。私にとっても貴重な経験と出会いを、本当にありがとうございました!!
さて。気が付けばまだ1月2日。武道館から貰ったエネルギーで2016年、今年も駆け抜けます。DISH//メンバー、ダンサーのみんな、黒須先生、めぐちゃん、スタッフの皆さま、他関係者の皆さま、本当に、ありがとうございました!そしてTo-i、ほんとうにありがとう!!

satojazz official website

當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

0コメント

  • 1000 / 1000