JUNさん。 50th ANNIVERSARY SOLO ACT -Beginning-

JUNさんのソロ公演、50th ANNIVERSARY -Beginning- を観て来ました。面白かったし、楽しかったし、笑っちゃったし、泣いちゃったし、もう、何て言うか…感無量過ぎました。JUNさんは、当時まだ数少なかった、芝居とダンスを融合させたクリエィティブ集団『Meltin’Pot』の創立者。2001年の事。アンダーグラウンドだったダンスの世界に芝居を取り入れ、CLUBで短いステージをやりました。そこから始まって劇場で公演したり、ディナーショーをしたり、今でこそ当たり前にもなりつつある芝居というジャンルに果敢にチャレンジしたあの頃。一緒にやろうよ！そう言って、青二才だった私を拾ってくれて、たくさんたくさんチャレンジさせてくれました。全てが手探りで、何度も何度も壁にぶち当たり(個人的に笑)、何度も何度も迷惑をかけ(個人的に笑)、それでもJUNさんは、里美が楽しいと思うものやればイイんだよ！やりたい事やんなよ！いつもいつもそう言って背中を押してくれました。チャレンジ出来る事。また、チャレンジ出来る場所を作っていてくれていた事。あの時の経験は私のなかで今もなお生き続け、土台となって残っています。JUNさん生誕50周年。一緒になって身を削って、一緒になって怒って笑って、一緒になって喜んで、一緒になって踊る。あの時いつも私たちの側に寄り添ってくれていたJUNさんはそして今日、何も変わらず、何も変わらないどころか益々かっこ良く、粋で渋いJUNさんがそこに居ました。なんにも飾ることのないJUNさんの姿。うっかり、たった一人でやっているステージだってことを忘れてしまうくらい、その空間はたくさんの思いで埋め尽くされていました。それはきっと、JUNさんご本人の思いしかり。そしてまた、それを観ている私たち観客の思いしかり。私たちの共通言語。それはダンス。ファッションや音楽、ムーブひとつで蘇る記憶。通って来た足跡。 食べる・寝る・踊る。どんなに考えてもわかんない。なんで踊るかなんて、どんなに考えても分からない。だって踊りが好きなんだもん。踊りって、何ですか？終わってから楽屋に行って、あまりの感動を伝えたいと思って近付いたらJUNさんがすかさず、まぁ、なんつってもめでたいことだからね～！笑おおっといかん、そうだった！アニバーサリー！JUNさん50th ANNIVERSARY！しかも、-Beginning-！！感慨に浸っている暇はない。これは始まりなんだ。JUNさんのチャレンジ！時を経て、乗り越えて、そして更なるJUNさんの挑戦。記念日。それをしかとこの目に焼き付けた私たち後輩。自分も直に、向かいます。 祝・JUNさん生誕50周年。本当におめでとうございます。そして心から、ありがとうございます！ダンスという言語を介し、しかと受け取りました。踊る。原点。今日は、喜びと共に就寝。ありがとうございました！