DANCE SPACE WING LINE UP FINAL 公演、無事終了しました。感無量。もう、言葉はなんの意味もありません。やり切ったダンサー達と、そしてそれを見届けて下さったお客様の顔を見たら分かります(>_<)!23年前、WINGは恵比寿駅東口にある小さなスタジオでした。いつも湿気でジメジメしていて(笑)、階段を降りると狭い受付があって、受付やってる人も同じ踊り子さんで、格別愛想を振り撒いてくれる訳じゃないけど、同じ穴のムジナ同士、なんでか心通じ合うものを勝手に感じていました。LINE UP! vol.3を、まだ私は客席で見ていました。衝撃でした。ほとばしるエネルギーと作品のクオリティ。そして観るものをとことん楽しませるエンターテイメント。なんだこれは!それからというもの、私の一年は十年分の時間を消費するように過ぎて行きます。それくらい、ココで踊ることに意味があったし、ココで舞台に立ちたかった。その後講師になり、LINE UPで初めて振り付けするようになった頃、それまで先生であり、ダンサーであり、振付師であった諸先輩方のとんでもない能力に改めて気付かされる事になります。創ることに、踊ることに対する追求とこだわり、自覚、責任、プロ意識。でもこれらは教えてもらった訳ではありません。私達はずっと見て来ました。諸先輩方の背中をずっと見て来ました。100人をゆうに超えるダンサー達と創るWING発表会LINE UP。今も昔も、そこに甘えや妥協は一切ありません。本当です。小林先生のダンスに対する信念と、今までWINGを築き上げてきた諸先輩方の背中と、そしてそんな情熱に応えてくれるスタッフ陣が創りあげた歴史。それがLINE UP。いちスタジオの発表会と侮ってはいけません。私達は発表する場を創っているのではありません。舞台を、お客様に楽しんで頂ける、二時間の舞台を創っています。その為にダンサーである私達に何が出来るのか、それだけを追求してきました。LINE UPは此度一旦終止符を打ちます。でもこれは更なる高みを目指す為の付箋に過ぎません。明日のダンサーを目指す者がいる限り、本気を追求する者がいる限り、突き進む事をやめはしません。安心して下さい。それがWINGだし、その根性と執念と気合いと情熱を、私達はちゃんと引き継いでいます!23年前、小林先生が恵比寿に旗を掲げたDANCE SPACE WING。そんな小林先生のもとに多くの仲間達がやって来た。家族のようで、でもみんながライバル。尊敬する先輩、頼もしい後輩。多彩な才能が集まるWING。ダンスを通じて人生を学び、今日に至っています。そしていよいよ2015年、新生WINGに向かって始動しました。またここから多くのドラマが生まれるでしょう。さて、私もまたその1ページにしつこく登場させて頂くとします。まだ見ぬアナタと共に闘える日まで、恵比寿でお待ちしています!さぁ来い!未来の宝モノ達っっ!!!
WING先生一同
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