リズムって、昔見て遊んだ3Dの本みたいだな~って思います。目を近づけてゆっくり離していくと絵が浮き出てくる、アレです。
目の焦点が合わないとずっと見えなくてイライラする。でもスチャッとハマり、プワ~ンと絵が浮いて見えた時、思わずワォ~って言っちゃうあの感じ。そして目が慣れて来ると直ぐ見えるようになる。んん~ファンタジー。これ、耳も同じだなーって思います。リズムって、実はわたしが最も苦手な数学だったりするわけで、いやいや理屈がそうでも実際そう聞こえないし~、どこをどー聞いても三拍子だし~…てのが満載だった(c_c)ところが、耳の中で耐えて耐えて耐えて、1をもってかれないように、耳からの情報を身体に伝えてなんとか耐えてると、あれ~ちゃんと四拍子やー!聞こえたー!ってカチャッとハマる瞬間がある。焦点。これが、ワォ~って瞬間です。でもコレ、そーとー耐えてますけど(笑)。この作業を何回も繰り返して、次第に聞こえてくるようになります。そして調子に乗ってくると身体が動く動く!揺れる揺れる!そーゆー時、おもしろいな~って思います。譜面を見ながら踊るわけじゃないからどうしたって耳が頼りなんだけど、耳も、目と同じように焦点があるんだ~って感心してしまいました。で、これを身体で具体化するのがダンサーなんだけど、ここで大事になってくるのが「歌う」ってこと。実質、生身の身体から音は出ませんので、じゃあそのリズムをどうやってお伝えしようかな?はい。歌うしかないのです。耳からの情報を身体に伝えて、歌いながら、身体でなぞる。この「歌う」行為は、聴覚のファンタジー3Dでしつこいくらい実践しています。譜面を追うだけがリズムじゃありません。聞こえてくる音をなぞるだけがリズムじゃありません。イコール、譜面を追うだけがダンスじゃありません。聞こえてくる音をなぞるだけがダンスじゃありません。どっちの場合も、それをどう歌うかがキーワードな気がします。話が3Dから逸れてしまいました(笑)。視覚も聴覚も同じような現象がある。この発見が、のちにわたしの中で、「音楽を聴く」「メロディを歌う」「リズムを刻む」ってことをより鮮明にしてくれた……っていう、報告?笑!
注) 本編とは一切関係ありません。笑!ではまた。
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