幸せのカタチ

自分の顔は、絶対に見ることは出来ない。鏡に映った反転した顔しか見ることは出来ない。結局、何かにぶち当たってでしか、自分を確認することは出来ない。いくら自分の内面に問いかけても、自分で自分を見ることは絶対に出来ないんだ。誰かの瞳の奥に映ったときに心が動き、誰かのぬくもりを感じたときに温かさを感じる。「繋がり」を感じたとき安心が生まれ、ココに居ると教えてくれる。生き物も自然も、繋がりながら自己を意識し生きている。真っすぐな道なんてない。すべてはクモの目のごとく張り巡らされ、それぞれの曲がり角に立ち止まっては笑い、泣き、怒り、抱き合い、学ぶ。か細く長い糸を辿りながら歩いているんだ。ゆっくりゆっくり。ちゃんとちゃんと。カタチを変えて、どこまでも。いつまでも。

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當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

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