ピーチクパーチク

昼下がり、人もまばらな上り電車。さ、一眠りするとしようか…。そしてそれは突然やって来た。ピーチクパーチク、ピーチクパーチク。遠足帰りの小学生の団体様が私の居る車両にドッと乗って来た。ピーチクパーチク。ガラガラだったこの車両はあっという間に混雑率65％。見渡せどピーチクパーチク。そうだね。この車両だったんだね。ごらん。隣の車両はガラガラさ。それでも座れてることに感謝して、子供の行動に目をギラギラさせてる先生を見ながら自分の幼少時代を思い出すピーチクパーチク。そして、またまたそれは突然やって来た。ドヤドヤピーチク、ドヤドヤパーチク。遠足帰りのおばちゃん＆おばぁちゃん達グループがドヤッと乗って来た。まままままさか!? 　視線は当然空いてる席にロックオン。私よりも先に席を空ける数人の子供達。うんうん。偉いぞ若人よ。先生はちゃんと見ているからね。　でもなんでこの車両？？？さてこの車両、あっという間に混雑率80％。各団体様、新旧織り交ぜて走っております。騒音デシベルは最高値を観測(私の耳調べ)。ごらん。隣の車両はガラガラさ。ピーチクパーチク、ドヤドヤピーチク。ピーチクパーチク、ドヤドヤパーチク。そうさ、みーんなこの車両に乗っておいで。一緒に走ろう。なんてピーチクでパーチク。隣の車両で傍観してる君。空いてる車両なんてナンセンス。ほら、君もこっちへ! さぁっ! 一緒に!セィ、ピーチクパーチク、ドヤドヤピーチク! バンザーイ!泣。