サービス その3~電話編~

パソコンなんて自分には絶対必要ない!なんて思っていたけど、あればあったでコレかなりの便利ツール(当たり前)。初めてパソコンを買ったときは何が分からないのかが分からなくて本当に困った。何てったって自分で質問が出来ないのだから、答えを知りようがない。今でも分からない専門用語だらけ。そんなこんなであらゆる困った場面で登場するのが「お客様サポートセンター」。ようは電話相談室。んまぁ。なんてアナログ。パソコンなんていじり出したら一日は軽く超えてしまうこの難解極まりないアイテムの扱い方を、しかも何をどうやって質問したらいいかすら全く分からないズブの素人に電話で答えようっての?アナタに私の質問の意味が分かって?ん?ん?ん?それぐらい始めは半信半疑だった。ところがこの「お客様サポートセンター」、びっくりするぐらい丁寧に教えてくれるんだ。じっくり時間をかけてちゃんとパソコンの操作を誘導してくれる。そして延々話した末、私の口からは思わず「キターーッ」。電話口では「それでは操作の説明は以上となります。お電話ありがとうございました。」いやいやいやいや、ありがとうございますはこっちのセリフですからー!そして電話を切って考えた。ちょ待てよ?コレ、一人一人にこの対応してらっしゃるの?日本全国?この、何が分からないか分からないアイテムのあらゆる質問ひとつひとつに、こんな丁寧に答えて下さる??え?んまぁ!? 神様仏様。こりゃ難儀な仕事だわ。だってね、話が何となくスムーズに進めばいいけど、素人相手に説明するのはなかなか至難の業よ。しかも電話で。それに中には話が通じなくて逆ギレする人だっていてもおかしくはないはず。ひゃーこれは大変ね。きっとサポートセンターの人は365日パソコンいじっていても飽きないような人が受け答えてくれるんでしょうから、その事について考えるのは苦にはならないのかも知れないけど、ここまで丁寧に教えてくれるなんて。なんて有り難いの!しかもこれはパソコンばかりに限らず、電話会社や、携帯電話会社など、取り扱いに困る機器は必ずこうやって丁寧に教えてくれる。ようするに「お客様サポートセンター」ってやつはきっとみんなそうなのか?少なくとも私が今まで使用させてもらっているサポートセンターは皆本当に親切。このサービスの御陰で、トラブルの約半分はきっと解決するだろう。当然電話だけではどうしようもないこともあるだろうけど、少なくても私にとってはまさにかゆい所に手が届いてしまう、とても有り難いサービス。パソコンや電話など、決して安くはない買い物に対して当たり前と言っちゃぁ当たり前のサービスなのかも知れないけど、「電話」という顔の見えない「サービス」に感服してしまう今日この頃なのでした。

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當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

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