7月22日は母の69回目の誕生日。今日は少し早い誕生日会と称し、母を東京浅草へと誘いました。こうして二人で出掛けるなんておそらく初めての事。浅草駅での待ち合わせ。前日、遠出に慣れていない母のために家からの浅草までのルートを散々シュミレーションし、電車の時刻も確認OK。これで待ち合わせはバッチリね…と思ったのが甘かった。案の定、共に地下鉄を上がって目にする景色は違うものを見るハメに…直ちに携帯に電話。『今どこ???何が見える?』『え?あのね、う○○ビルよ、う○○ビル!』お母さんわかったよ…わかったからそれ以上デカイ声でソレを連呼しないで…。
なんとか無事巡り会う事が出来、いよいよお楽しみランチ。浅草と言えば『今半』。昼時一番で入る高級料理店は、なんだかとても偉くなったみたいで美味しさに益々拍車をかけた。それから仲見世を通って浅草寺へ。おみくじは二人とも吉!途中扇子をプレゼントし、それを片手に甘味処へ。店内いっぱいのおばちゃん達にしばし圧倒。雨も小降りになったところで初めての船上バスに乗船。日の出桟橋まで船の旅。母の解説付き。ん?母の解説?そうなんです。この度のこの企画、滅多に東京になんか来ない母のため、下町浅草を堪能してもらおうと数週間前から企画していたのですがなんとウチの母親、下町生まれの下町育ち。浅草へは良く両親と来ていたそうで…ハハ。しかしながら、久しぶりに見る光景に母は色んな事を思い出したようで、せっせと場所の説明や昔話を私に聞かせてくれました。懐かしそうに歩く母の姿を見て、ちょっとうれしかった。日の出桟橋からゆりかもめに乗って新橋へ。地上遥か上を通る無人電車母初体験。途中見える巨大なビル群に度肝を抜かれ、母一言。『やっぱり…東京はスゴいところだねぇ…』こうして、巨大ビル群を後に母娘の珍道中は無事終了したのでありました。今日の私のサプライズツアーは8割方成功。しかしながらそんな中でも想定外ってのがやっぱりつきものなわけで…。母は浅草に着いたやいなや、『お土産に浅草にしか売っていない限定ようかん買わなくちゃ!』と売り切れ前にようかん6~7個購入。一方私は、今日は沢山歩くから…と出来るだけ荷物を少なくしていたのに、そんな心配は現地到着後2分であえなく却下。その後半日中、私は重たいようかんと戦いながら散策を楽しんだのでありました。
そしてもう一つ。『コウスケにお土産買ってってあげよう!』と我が家のペット可愛い甥っ子のために電車のオモチャを仲見世で購入。そしてその後半日の間、3連に連なったブリキの電車が私の鞄からニョキッと見えたまま、私は大都会トーキョーを練り歩いたのでありました。お母さん。69歳本当におめでとう。そしていつも本当にありがとう。来年はもっとビックサプライズを期待していてね。3姉妹はいつも、母を思っています。これからもずっと元気な母で居て下さい。三女より
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