今日のタップダンス部

はい。こちとらぶっちぎりタップダンス部。今日は天の神様はお休みです。良かった。今日は最後にみんなで回し終わった後、部員さんのひとりからナイスな質問が飛び出しました。『みなさん回してる時は何を考えてるのですか?』んん~~~ナイスッ( ̄^ ̄)y実にナイスな質問だ。これについてはね~、私もどうしたもんかとよく頭を抱えたもんです。私が思うに、サークルを作って回す時に一番大事なのは、受けて、渡すってこと。ラリーを続けるってこと。それがそもそもの出発点な気がします。即興ってやつは急にふられてもアタフタするし、次が自分の番だと分かっていてもアタフタする。結局どうにもこうにもアタフタするのだから、ここはひとつアタフタする自分を受け入れてシンプルに考えてみよう。そうです。トゥだけでもリズムは作れるのです。ヒールだけでもリズムは作れます。シャッフルだけでも、フラップだけでもリズムは作れます。ともかく2エイト、リズムをまとめるって作業を最優先してあげる。するとそれはちゃんと次の人に伝わり、また次の人へと繋がります。あれやこれやと足がとっ散らかる前に、落ち着いてステップを仕上げる。それぐらいの心の余裕を持たせておいて全然大丈夫。そんな事にも慣れて次第にサークルの流れがつかめてくれば、そろそろ自分的に足が物足りなくなってくるので、そうした時は、習った短いステップをちょこっと最後にぶっ込んでみたり、自分が使ってみたいステップをみんなはどうやって使っているのか、それを見て盗む。そうしてちょっとずつ自分のバリエーションを増やしていく。これが第二段階。第一段階として大事なのは、ともかくシンプルにちゃんとリズムを仕上げる。これに尽きます。リズムがきれいに仕上がってるってことは動きもきれいにまとまってるってこと。それはきっと見た目にも美しい。ダンスにおいてはもっとも重要な部分ですよね。なんてね、さっきからシンプルシンプルって言ってますけど、これがほんとに大変な事なんです。でもこのサークルでの出来事が軸となり、2エイトが4エイト、4エイトが8エイト、1曲、アカペラタップetc…自分のリズムを構築する大事なキーワードとなっていくと思います。永遠のテーマですな、これは。なんといっても即興は実践あるのみ。いくら頭で分かっても、実際踏むのとは大きく違います。そのためにいっぱいいっぱい試して、人のを盗んで、悩む。これしかないっす。こちとらタップダンス部。ここは悩む場所、練習する場所、試す場所。実践編は木曜日の足音へ是非。その一回のチャレンジが次の目標をつくります!イェイ。

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當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

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