Cafe Cotton Club

昨日くりちゃんの後ろにこっそり着いて、Cafe Cotton Clubという所に行きました。夜な夜な大人達が繰り広げるJazz Session。とととととんでもないところに来てしまった!? 頭に浮かんだ後悔の二文字…くりちゃんは颯爽とタップシューズを履き、マイ板の上でミュージシャン達と見事にセッションを繰り広げ、一方私はそんなみんなのプレイを見ながら、なんで尺通りに曲が進めるんだ?なんで次のソロがアナタだって分かるの?どうやって練習してるの?なんで息が合うの?ドラムソロの1(ワン)がどこだかぜんぜん分からんのだけど!?嗚呼。第一まずあんなに足が動かない……何故?どうして?なるほど。でも!?そんなことばっかり考えてて頭がいっぱいになり、みるみる眉間にシワが寄ってしまいました。しかし、無情にも時はやってきた。なんとドラマーである店のマスターの後押しで『くりちゃん板』の上に立つ事になってしまったのです。えっ 全然音楽しているその中にまさかズブの素人が入って行けるはずありません!!!空気が…そう、空気を壊してしまうのが申し訳なくて………するとマスターは、んなのカンケーねぇよ!やんなきゃウマくなんねぇんだからよぉ、だったらやんなきゃしょうがねぇだろぉ~ムムムおっしゃる通りですーー!!…というわけでやらせて頂きました。『A Train』を。案の定私は見事なくらいグチャグチャでした。しかしドラムのべらんめぇマスターはじめミュージシャンの方達は、私のカタコトな会話にちゃんと耳を傾けてくれ終わりへと誘ってくれたのです。そしてそんな私のひとりドタバタ劇が終わった頃、ポツリポツリと現れ始めた凄腕ミュージシャン達。いつの間にかそこには良い音楽が流れ、それを楽しむプレイヤー&ギャラリーが居ることに気づき、いつしか私の眉間のシワも消え、私は音楽を感じながら自然に身体を動かし魅せるプレイを心行くまで楽しんだのでした。タップをやってからというもの本当に初めてなことだらけで、それは新鮮でもあり緊張でもあり、不安や恐怖、時にはストレスなども感じ、恥ずかしながらこの歳にして色んな事を経験させてもらっています。でもこれは、ダンスの技術だけを学んでいたあの頃とは全く感覚が違い、今までのどの教科書を開いても載っていないことだらけです。今、まだ知らない自分の感覚がピクピクと動いているのを感じます。出来るのか出来ないのか、それは未来が決めてくれること。出会うその瞬間を信じて、大切に過ごして行きたいと思います。なんだか変にまとまってしまいました(笑)。明日は初ペンサコーラに行って来たいと思います!

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當間里美 jazz dancer / tap dancer / choreographer

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